普通の読書会のように本の話をするだけで終わるのはもったいない、本の話から広がる雑談も楽しめるまゆかさんのブックバーイベントに先日ふらっと立ち寄りました。
会場は、名古屋市新栄にあるエンタメ酒場BRIO〜大人の秘密基地〜さん。
※店内写真撮るの忘れました;
BRIOとはイタリア語で「活気、活発」を意味する言葉で、オーナーさんいわく来てくれた人達が活気が出るように、お店がそんな場になるようにとの思いをこめての店名。
イベントの最中、その「場の名前」にぴったりの認知的かつ社会的な遊び兼トレーニングが頭に浮かびました。
それは
その場を認知的にも感情的にもバランス良く活性化させることを意識して振る舞うことで、楽しみながら(遊びながら)人の役に立つ力とバリエーション、両方を増やす
というもの。
バランス良く活性化させるとは、例えば
その場が論理で分析・要素を分解することに偏っているのなら、感情的に同化することにも配慮したり
既に起きたことや具体的な話が多いのであれば、新しい視点や抽象的な話を入れたり
言語で説明出来る・することに偏っていれば身体感覚の話・要素を入れたり
これらをその場の流れに乗るように調和した形で出来れば、自分も楽しみながらしかも人の役に立ちどこに行っても居場所が作れる。
頭に浮かびイベントの後半にこれにチャレンジしてみたものの、流れるようにこれを行えるようになるには色んな環境での練習がかなりの量必要と感じました。
その時の状況、思考プロセスをシェアします。
Book Bar Event
ブックバーイベントといっても形式ばったものではなく、1日店長のまゆかさんやオーナーさん、参加者さん達とお酒を飲みながら本の話を軸に展開するフリートークスタイル。
私はとくに紹介する本は用意せず立ち寄り、前半で話を振られた時はなんとなく頭に浮かんだ本の話をしたのですが、中盤はあまり口を開かずみなさんの話を聞いていました。
そして後半にさしかかり、改めてひとりずつ本を紹介する流れに。
来る前は、こういう流れになった時には今読んでいる本もしくは直近で読んだ本についてプレゼンするつもりだったのですが、どちらの本もその場に並んでいたので記憶の中から辿る事にしました。
※ちなみにその2冊は
ここでただ頭に浮かんだ本を紹介するだけでは面白くない。
イベントが始まってからこの紹介タイムに至るまでの流れを考えた時に、既に起きた事(歴史)や具体的な話を分析する視点が多い場になっているのかなと感じました。
そして最初に本を紹介して下さった方が
を興味深いコミュニケーション論の観点で始めたことに加え、二人目の方が
ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV
を題材に古代ローマ帝国の傑物カエサルに焦点を当て、彼の生涯をストーリー仕立てでプレゼンされました。
紹介タイム前の分析的な場から少し変わり、感情を活性化する流れが生じ始めたと感じたので、ドライな記述の本ではなく感情を動かされた文学作品であるこちら↓の本を紹介する事にしました。
「シッダールタ」とは仏教の開祖ブッダの出家以前の名前で、同じ名をもつ古代インドの少年が宗教的苦行と苦難に満ちた俗世の生活、その両方を経て悟りを開くまでの道のりを描いた物語。
悟りとの関連で、禅問答のように理性・論理では説明できない身体感覚としての禅を、自分の座禅やシステマの体験とつなげて話してみて。
前の方がプレゼンされたコミュニケーション論を、相手や一緒にいる人たちを「その場で感じる」身体感覚としての話だと解釈して、それもつなげて話してみました。
イベントの最初からの流れを考えると、
具体的で分析的な視点が多い場から少しずつ感情が活性化してきている。
ここで抽象的な視点や身体感覚の要素が出ると、認知的感情的にバランス良くこの場が活性化する。
つまり死角が減る。
という見立てで後半から喋ってみました。
抽象思考が得意でも、その場のバランスによっては具体的な話を。
感情表現・感情移入が得意でも、その場のバランスによっては分析的視点を。
過去の記憶を再生するように無意識でも出来る得意な形のアウトプットだけするのではなく、その場をバランス良く活性化させられるアウトプットを意識し始めたら、引き出しが大幅に増える。
引き出しが増えるということは、果たせる役割が増える。
果たせる役割が増えるということは、居場所も増やせる。
ゲーム感覚でやるので、認知的な「遊び場」も増える。
ただ今までやってこなかった得意でない形のアウトプットも意識的にやる事になるので、最初は無駄なところに力が入りまくりの不自然なフォームになると自分でやってみて感じました。

明日システマのワークショップなので、必要なところだけ力ませて残りはリラックスさせる練習してきます、それでは!
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