山哲(やまてつ)

文化

つくった人たちの想いで出来ている空間・ジブリパークに行きました。

世界的に有名な数々のジブリ作品たち。 その世界を現実に再現したジブリパークに先日足を運んで来ました。 再現すると言っても、ジブリパーク創設の総指揮をとった宮崎吾郎さんは 作品のコピーをそのまま作ればいいわけではない ...
文化

米、酒、神、人、四位一体のマツリ。日本文化における「お酒」

酒 と聞いて思い浮かべる飲料は、人によって違う。 それがビールの人もいれば焼酎の人もいれば、カクテルの人もいる。 しかし明治に入るまで「酒」という名詞は日本酒のみを指しており、少なくとも16世紀から九州や琉球で飲まれてい...
脳・心理学

30歳ボーダーライン説を脳科学・認知科学で考えてみた

「30歳を過ぎたら、何事にも新鮮味を感じる感性が落ちる」 「頭が硬くなる」 「覚えが悪くなる」 といったような言葉。 一度は耳にしたことがあるかと思います。 30歳をひとつのボーダーラインとする考えは古今東西にあり、儒学の祖である...
脳・心理学

論語の「五十にして天命を知る」を、発達心理学と仏教における悟りを基準に考えてみた

年齢による人生の段階を表した言葉で、孔子の 五十にして天命を知る があります。 こちらは論語の中の一節で、50歳は人生100年時代においては折り返し地点にあたる年齢。 この言葉とつながるお話を、先日伊勢のおかげ...
文化

「文化の継承」というフィールドにおける、日本および日本的価値観の役割

11月23日の祭日、何年かぶりに伊勢神宮に参拝してきました。 11月23日は、戦後は勤労感謝の日という名前もついていますが、もともとは一年の収穫に感謝をし祝う祭・新嘗祭を行う祭日。 外宮・内宮での神事だけでなく、おかげ横丁でも収穫にちな...
文化

文化や価値観は自動的に残るものではない。大事にする人々がいてこそ受け継がれる

日本人の母をもち、清朝最後の皇帝・宣統帝溥儀に連なる満洲族の父をもつ、金大偉監督のドキュメンタリー映画「天空のサマン」を鑑賞して来ました。 「サマン」とは英語のshaman(シャーマン)の語源となった満洲語です。 満洲族とは、現在の...
MIND

改善したいところの逆サイドからアプローチすると解決までのスピード上がる説

何かを変えたい、改善したい。 100%現状に満足していない限り、程度の差はあれ誰もがそう思っている。 最近太ってきたから体型をなんとかしたい、上司・部下との関係を改善したい。 私たちは問題そのものに意識が行きがちなのでそこにダイレクト...
MIND

感じることと考えること。陰と陽。システム1とシステム2。片方だけではもったいない

ブルース・リーが映画「燃えよドラゴン」で放った有名な言葉 Don't think.Feel.(考えるな、感じろ) この言葉について、ロシア武術システマでの体験と照らし合わせて以前記事にしました。 改めてブルース・リーの哲学やタオイズム...
MIND

知識を増やすためではなく、死角を減らすために今までしなかったインプットをしてみる

前回の記事で、武術において倒れた後すぐ起き上がらなかったり、起き上がっても相手(=脅威の出どころ)から目を離してしまっていると、死角から追撃されるという話をしました。 精神的にも同じく、脅威の出どころ・根本原因から目をそらしたり、それ...
MIND

心身ともに、倒れたら止まらずに起き上がるまでやって1セット。倒れたままだと踏まれる

肉体的な意味でも精神的な意味でも、倒れたらいずれ起き上がる。 人として自然な動き。 その自然な動き、倒れる起き上がるにも色々なやり方があり、例えば 心身を痛めやすい倒れ方、次の動きにつなげやすい倒れ方 相手(心身の脅威、ストレスの出...
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