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世界観

日本人の自由精神とロンブー淳の「疑う授業」

投稿日:2018年4月16日 更新日:

自由精神。19世紀ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの提唱した概念です。

 

たまたまYoutubeでこの動画↓が目についたので、これとからめて記事にします。

 

 

自由精神=奴隷的でない精神

 

自由精神とは簡潔にいうと、「奴隷的でない」精神。

 

「奴隷的でない精神」は、反対に「奴隷的な精神」を思い浮かべるとわかりやすいです。

 

奴隷は主人の命令に逆らうことは許されず、従う以外の選択はありません。

これを精神面に当てはめると、「社会が言っているから」「皆がそうするから」「決まったことだから」などの理由で自分の判断をはさまずに発言や行動を決めることは奴隷的。

 

皆が進学するから自分も進学する

○○歳だしそろそろ結婚相手を探さなきゃ

3年は勤めないと

 

自分の頭で考えて出した結論はどれだけあるでしょうか。

 

 

価値観の吟味・構築

 

価値観が多様化する現代で、世間の常識や慣習に疑問を抱く精神はこれから絶対に必要になってきます。

 

上の動画でもありましたが、一般人が価値観や情報を自分で吟味・構築する時代に入りました。

あらゆる情報が無料化しつつある中、問われるのは受け取る側の資質。

伊勢エビやキャビアに混じって残飯や毒入り(受け取る人によってはワクチン)食材も並ぶカオスな素材(情報)市。

 

それを上手く利用出来るかは料理人の腕しだい。

ミシュランガイドに掲載されなくとも、店を切り盛りしているだけの器量は欲しいところです。

 

カレーとウ○コ

 

進学だろうが就職だろうが退職だろうが起業だろうが、自由精神の持ち主は自分で考え納得したうえで発言・行動します。

当然人間の理性は完全ではないため間違えることも多い。

 

しかし間違えたとしても、自分で判断した人間と流され人間では後悔のサイズと立ち直りの早さが違います。

 

表面的には同じ行動・結果でも、自由精神と奴隷的精神の持ち主ではカレーとウ○コほど違うということです。

 

日本はいまだにマスコミが騒げばすぐそちらのほうに世論が走る。

ネットが普及して少しずつ変わってはいるようですが、暴支膺懲(生意気な「シナ人」をこらしめろ)と朝日新聞等が煽り世論が好戦的になった戦前と大差ありません。

 

 

外来文化を「選んで」取り入れてきた人達

 

一方で日本人は外来の文化は、自由精神で「選んで」とり入れています。

 

古代~江戸時代はおもに大陸から、明治以降は西洋から。

 

たとえば儒教や律令制はとり入れるものの、宦官(去勢された役人の男性)制度はとり入れない。

その儒教も、大陸では優先順位が孝(親への忠心)>忠(主君への忠心)ですが日本では孝<忠となりました。

 

538年or552年に公に伝来したとされる仏教と、1549年伝来のキリスト教カトリック。

 

どちらも当時のグローバルスタンダード※ですが、仏教は全土に浸透したのに対しキリスト教はあまり広まりませんでした。

※フランシスコ・ザビエルの母国スペインは当時巨大な帝国。中南米諸国はほぼ旧植民地で、彼らが今スペイン語を話しているのはそのため

 

『あんなに人の良かった祖父が、イエスを知らないという理由で地獄や煉獄(天国との中間)にいるのは納得出来ない』

 

という類の反論をされ、なかなか布教が広まらないとザビエルが本国への手紙で漏らしています。

 

またザビエルの書簡いわく、日本人は

 

『彼らの間で行われている悪習や罪について、理由をあげてそれが悪であることを示しますと、彼らは道理にかなったことをすべきであると考えます。』

【外国人の目にはどう見えた?】文献から見る歴史上の日本

 

当時の日本人は自由精神を持っていた人が多かったようです。

今はどうでしょうか。

7:17~の素晴らしいコメントをもってこの記事を終えたいと思います。

 

今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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平成元年生まれ男。

4tトラックに左足を潰されしばらく体を動かせなくなる。

時間が余りまくったため、心理学・脳科学・世界史・日本史・宗教・神話・哲学・国際政治・地政学等を学ぶ。

現在はポーカーからゲーム理論に入り、いわゆる理数系ジャンルも少しずつ勉強中。

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