感性と知性で主観のアップデート

感性=縦軸(生物としての特性、歴史、遺伝、経験)×横軸(時代、文化、社会)。感性を大切にしつつそれだけに身をゆだねない。智仁勇(便宜上こう表現)そろえにいく

中華人民共和国

旅日記:中華人民共和国 「大陸の娼婦顔」の娼婦 in 北京 中共ハニートラップのヤバさ

投稿日:2019年9月2日 更新日:

この記事↓の続き。

 

参考記事:旅日記:中華人民共和国 カルチャーショックタクシーでまわる山海関・万里の長城

 

日本より良いと思ったところ

 

前日とはうって変わって快晴、晴れてさえいれば長距離を歩くことに問題はない。

 

むしろ事故以来指の機能が落ちている左足のリハビリのため積極的に歩きたいと思っていたので、徒歩で山海関駅まで戻ることに。

(事故についてはプロフィール文参照)

 

北京に向かう電車は、値段と時間帯の都合上14:59発(21:07着)を選んだ。

 

大きい荷物を背負って歩いていると、客引きやボッタクラーだけでなく普通の男女もよく話しかけてくるのは日本より良い所だと思う。逆に悪い所は…

 

 

This is 中共

 

いつものように割り込まれながら切符を買う。

が今回だけは少し様子が違う。一部の人間は、そのままホームには通されずアナログな荷物検査を受ける。

 

どうやら首都北京方面に行く者にだけそうしているようだ。自分も開けさせられた。

仕方ない。あの政府だから。

 

高速鉄道は毎回指定席。切符に示された席まで行くと、おばさんが3席分とって寝転がってスマホをいじっている。

向かいの席にはその旦那が同じようにして3席分使っている。

 

(日本ではまず見ない光景だな)と思いながら声をかけ、どいてもらう。

首都である北京へ向かう列車はやはり混む路線なのか、人が多い。そして皆声がでかい。

 

そして今までの他の交通機関でもそうだったが、大半の人がイヤホンをせずにまあまあの音量でドラマや音楽を試聴したりゲームをする。

 

だから寝ようにも寝られない。賑やかな中で6時間ちょっとのあいだ、満洲国についての電子書籍を読んだりボーっとしたりである。

 

何時頃かは忘れたが、ちょうど日が暮れるタイミングで列車が停まる。しばらく動かない。北京の2駅くらい前だった気がする。

 

時間空くなら何か買いに行こうかなと思った矢先、黒いユニフォームを着た公安の男たちがズカズカと7~8人乗り込んできた。

 

そして乗客ひとりひとりのバッグを開けさせ中身をチェックしていく。当然自分の所にも来る。バッグを開けると顔を近づけて中をジロジロ見る。去る。

 

しばらくするともう一組来て同じことをされた。正直言ってかなり不快。これまでこの国でずっと感じてきた息苦しさがさらに高まった。

 

 

 

北京駅前の微妙なラーメンチェーン

 

21時台、北京駅に到着。

 

駅前にはもちろん人が多かったが、中共の政治的中心だけあって武装警察も多く配備されている。

 

 

拘束が怖いので武警が写らないように気を付けて撮った。

 

腹が減っていたので、中国で何度か目にしていたチェーンのラーメン屋?に入る。

 

 

美国→米国

加州→カリフォルニア州

面→麺

 

店名からしてずっと気になってた。

 

適当に辛そうなの頼む。日本円で1000円くらい↓

 

 

見た目より全然美味しくない。この味でこの値段でチェーン展開出来るなら、この地域のラーメンはあまり口に合わなそうだ。

 

キュウリが一番美味かった。そのキュウリよりも5元(約90円)で買ったチーズパンのほうが美味かった。

 

 

ザたっち似の客引き

 

飯を食い終わった後は宿探し。もう22時を過ぎているのでさっさと決めたい。しつこい客引き達を追い払いながら、目に入った宿に入り泊まれるか尋ねる。

 

『外国人はダメ』と断られたので、その隣のちょっと大きめのホテルに入ると

一部屋だけ空いているが、一番大きい部屋だという。

 

値段は369元(約6700円)。高くはないが、山海関の時みたいに自分が使わないスペースに余分な金は払いたくない。

 

参考記事:旅日記:中華人民共和国 カルチャーショックタクシーでまわる山海関・万里の長城

 

フロント女性に『あと何軒かまわってみて、泊まる所がなかったらまた戻ってくる』と告げホテルを出る。

すると、俺について来てたのか追い払った客引きのひとりが待っている。

 

ビッグスクーターに乗っていて、風貌はザたっちをずる賢くした感じ。

 

 

『ね、部屋なかったでしょ?』と言ってくる(翻訳ソフトで英語⇔日本語)。

 

自分『ああなかったね(嘘)』

 

たっち『中国人ならともかく、この時間に外国人が予約なしで泊まれる部屋はほとんど無いよ。389元の部屋がある。これが外国人が泊まれる最安価格。

 

さっきのホテルが一番大きい部屋で369元だったので、嘘なのはわかってる。

しかしこちらとしても部屋は早く決めたい。値段交渉をする。

 

自分『300元なら泊まっても良い』

 

たっち『話聞いてた?外国人が泊まれるのはここが一番安いんだよ。あのでかいホテルを見て。あそこは日本人も泊まれるけど、一泊800元』

 

自分『NO、300元』

 

たっち『そんなこと言ってたら泊まれる所本当になくなるよ。日本人はリッチではないのですか?』

 

自分『300元。無理なら消えてくれ』(内心ドキドキ)

 

今だったらもっと安い値段提示してもっと強く出るが、あの時はこれくらいしか出来なかった。

 

たっち『わかった。300元で案内するよ』

 

ホッとしつつ、たっちのビッグスクーターの後ろに乗る。

 

良し、とりあえず寝れる所は確保した。と思ったが甘かった。

 

 

怪しすぎる部屋と赤いドレスの女性

 

ちょっと走ってすぐ、先程たっちが「一泊800元」と言っていたバカでかいホテルの前で停まる。

 

ここに入るのか?

 

心の中の警戒センサーが音を出し始める。

 

ホテルに入り、たっちについて行く。フロントは通過しなかった。もちろん経路はしっかり覚えておく。

 

連れてこられたのは、同じ建物内にはあるものの、表から見えるホテルとは別の運営と思われる場所。フロント係らしきジャケットの若い男に金を払う。

 

すると、『部屋に案内するから靴はここで脱いで置いていってくれ』と言われる。

 

怪しい。脱ぐには脱いだが靴は持っていく。

 

そうして連れて来られた部屋の扉には、廊下からのぞける大きい窓が付いており、びっくりしたのが鍵がない。

 

 

案内役のニヤケ顔オヤジを問いただすも、ヘラヘラして部屋を出ていく。

もう金は払ってしまったし、もう23時をまわっているから外も外で出たくない。

 

「どうしようか」と、扉の近くに置かれたベッドに横になって考えていると、 ガチャ と扉の開く音が頭上でする。

 

寝転がりながら音の方向に目をやると、赤いドレスとそこからのぞく女の脚。

 

『はぁ⁉』

 

↑中国で一番大きい声を出した瞬間。

 

彼女の手にはローションらしきものなど一式。容姿を一言で表すなら、「大陸の娼婦」顔(そのまんま)。

 

さっきのニヤケオヤジ『マッサージマッサージ♪ユーライクマッサージ♪』

「吸う」ジェスチャーをしながら色々言ってくる女とオヤジに対して自分はNO!を連呼。

 

女『Only $300!』

 

($300払うなら○○○人がいい)なんて不純なことを考えながら『 I don’t need it! I wanna only sleep』と返す。

 

ぶっちゃけ相手が好みのタイプだったらむちゃくちゃ葛藤したと思います。そうだったとしても、ここまでの経緯を考えると断るしかない。

 

 

↑こういう子だったら99%アウトでした。

 

女は露骨に文句ありげな顔でブツクサと何かを言う。

 

ニヤケオヤジ『OK,OK,グッナイ!』

 

この部屋が妙に怪しい雰囲気だった理由がわかった。

 

↓2人が去った後に撮影

 

 

 

 

 

 

(雑な)孔雀の壁紙と「悦」の字の入ったシーツ。

 

 

思いっきり「売春禁止」と書かれた扉。

 

 

中共のハニートラップ

 

元自衛官の後輩に聞いた話では、自衛隊の幹部クラスが中国で泊まる時に、ホテルで女性によるマッサージをよく勧められるという。

 

そのサービスを受けて、裸同然の男女の写真を撮られ脅される恐れがあるとわかっているので絶対に断るそうだが。

 

この国はハニートラップ大国で、日本で有名なものだと2004年の上海総領事館員自殺事件。

日本領事館員の男性(既婚)が、2003年当時交際していた20歳の女性。彼女が連絡係となり、中共当局に脅迫され自殺に追い込まれている。

 

中国のカラオケには、日本式の歌うだけの店とオネエチャンがつく店とある。

彼女はカラオケ店で働くホステスで、同じカラオケ店に何度も通っていた海上自衛官が、2006年に機密情報を漏らしている。

 

「ハニー」の毒牙にかかった可能性が高い。

 

2008年オリンピック開催中の北京に訪れた、当時英ロンドン副市長だったイアン・クレメント氏も、五輪開会式後のパーティーで知り合った女性とワンナイト。

 

朝目が覚めると彼女はおらず部屋には機密書類が散乱、彼のスマホからは重要データが「何者か」にダウンロードされていた。

 

3年前の記事ですが↓

 

外部リンク:中国「ハニー・トラップ」はイスラム国より脅威 英MI6が警告、美しすぎるスパイの危険度

 

記事の通り、米軍の元陸軍将校からも情報を抜いている。

米中新冷戦の局面を迎えた中共が、この手段を活用しないわけがない。

 

ちなみにスパイと発覚していない限り、彼女たちは外国にも渡って来れますので。

悲しいことですが、立場によっては中国人女性との交際には非常に慎重になるべきです。

 

 

睡魔との戦いと意図不明の訪問者

 

もう23時30分をまわっていたため、外へ出て他の宿を探すという選択肢はない。しかし扉に鍵が付いていないのでこのまま能天気に寝るわけにもいかない。

 

2人が部屋から去った後も廊下からは常に男女の話し声がする。さっきの事があるので、いつ誰が入ってくるかわからない。

 

でも体は休めたい。

 

まず扉の窓を、手持ちのビニール袋でふさぐ。

扉を開けられた時寝ていたとしても、そのことに気付きやすいように、袋の中には小銭を入れて開閉時袋が落ちやすいようにしておく。

当然電気はつけたまま。

 

ベッドの上でバックパックを壁に立てかけ、それを背もたれにして足を伸ばす。

ウトウトしながらも緊張は解かない。体感としてはとてつもなく遅く時間が流れる。

 

大きい音がしたらすぐ覚醒出来るように備えたまどろみ状態でいると

深夜2:30頃、扉を誰かがノックする。

 

寝ていないことを示すため、すぐに起き扉を開けると、フロント係だったジャケットの男がいる。

 

僕が顔を見せると、『OK,OK』という感じで去っていく。

寝てたらどうなっていたのだろうか。

 

 

脱出

 

男が去った後も廊下の話し声は一向に消えない。

しかしさすがに横になりつつ起きていることが限界に達したのか、20分ほど記憶が飛ぶ。

 

3:30、4:00を過ぎてもまだ話し声がする。

4:30、5:00…まだかまだかと待っていると段々静かになってきたので

廊下に誰もいないか、いても人が少ない状況を見込んで部屋を出る。

 

足音をなるべく立てない早歩きというニンジャスキルを使い、応接室らしき部屋でフライドチキンにかぶりつくニヤケオヤジを横目に脱出。

 

この日の北京は、ほぼ眠っていないトランス状態でまわることになった。

 

 

つづく

 

今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ブログの趣旨がよくわからないという方はこちら↓をお読みください。 

 このブログで伝えたいこと

 

今まで知らなかったことに興味を持って頂けたなら嬉しいです。 

 

それでは! 

検索

検索

-中華人民共和国
-, , , , , , ,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

旅日記:中華人民共和国 天安門広場と現在の香港

この記事↓の続き。   参考記事:旅日記:中華人民共和国 「大陸の娼婦顔」の娼婦 in 北京 中共ハニートラップのヤバさ   目次1 モンゴル語が語源の胡同2 心労×不眠で雑になる …

旅日記:中華人民共和国 いろいろ「見えた」満洲国皇宮博物院 in 長春 その2

この記事↓の続き。   参考記事:旅日記:中華人民共和国 いろいろ「見えた」満洲国皇宮博物院 in 長春 その1   長春にある満洲国皇宮博物院をまわった時の日記です。 &nbsp …

旅日記:中華人民共和国 長春~瀋陽 中国にあって日本にないもの

この記事↓の続き。   参考記事:旅日記:中華人民共和国 いろいろ「見えた」満洲国皇宮博物院 in 長春 その2   目次1 警察沙汰目撃 自分を守りたければ大声で主張しろ2 日本 …

旅日記:中華人民共和国 ロシアと日本が深く関わった旅順港 大連

この記事↓の続き。   参考記事:旅日記:中華人民共和国 デートスポット化した203高地 安重根が処刑された旅順刑務所   目次1 旅順港とは2 釣り人多し旅順港へ3 白玉山4 一 …

旅日記:中華人民共和国 いろいろ「見えた」満洲国皇宮博物院 in 長春 その1

この記事↓の続き。   前回の記事:旅日記:中華人民共和国 長春に見る日本の残滓     ↑ハルビンと同じくここにもコンクリートむき出しビル群。   参考記事: …

運営者

 

運営者:YT
平成元年生まれ男。

4tトラックに左足を潰されしばらく体を動かせなくなる。

時間が余りまくったため、心理学・脳科学・世界史・日本史・宗教・神話・哲学・国際政治・地政学等を学ぶ。

5月から8月にかけて中華人民共和国→モンゴル→ロシア→ポーランド→チェコ→スロバキア→ハンガリー→オーストリア→イタリア→ギリシャ→トルコをおもに陸づたいで放浪。

現在は名古屋にいます。

連絡先:tyamadasan410@gmail.com