感性と知性で主観のアップデート

感性=縦軸(生物としての特性、歴史、遺伝、経験)×横軸(時代、文化、社会)。感性を大切にしつつそれだけに身をゆだねない。智仁勇(便宜上こう表現)そろえにいく

中華人民共和国

旅日記:中華人民共和国 カルチャーショックタクシーでまわる山海関・万里の長城

投稿日:2019年8月30日 更新日:

この記事↓の続き。

 

参考記事:旅日記:中華人民共和国 ロシアと日本が深く関わった旅順港 大連

 

この旅二度目のタクシーで万里の長城へ

 

高速鉄道で山海関駅に到着。

 

 

なかなか趣のある駅舎。

 

出てすぐの所に駐車場があり、そこを通る道しか表に出るルートがわからなかったので通過しようとすると、タクシードライバー(非白タク)が声をかけてくる。

 

断っても断ってもすごくしつこい。

が今にして思えば自分の断り方が弱かった。おそらく彼らにとっては断られてる内に入っていない。

 

日本人が色んな所で狙われる理由はここで察した。

 

ちなみに↑の写真の右下に写ってる青い服着たおっちゃんがそのドライバー。

 

地図を広げ、『万里の長城(九門口)、天下第一関まで案内する』という。

 

天下第一関とは、万里の長城の東端にして東から数えて最初の関所であった場所。

 

悪くない。値段を尋ねるが聴き取れない。

メモに書いてもらうも字が汚すぎて読めなかった。『乗れ乗れ』とジェスチャーされ「白タクじゃないしまあ良いか」で乗車してしまう。

 

旅で色々覚えた今の自分は思う。

 

ちゃんと確認せーや。値切りせーや。

 

 

日本基準なら完全アウトなドライバー

 

旅順で乗ったタクシーのドライバーは悪くなかったが、今回の乗車体験はなかなかのカルチャーショック。

 

猛スピード&クラクションをガンガン鳴らすのは当然のこととして、客を乗せてるにも拘わらずペッペペッペと窓からタンを吐く。

 

鼻くそをほじる。

爪めっちゃ黒い。

邪魔な車に怒鳴り散らす。

そしてドライバーの体臭がまあまあきつい。

当然英語はまったく通じない。

 

駅からかなり遠くまで離れていたが、乗車賃を確認していないこともあって「どこで降ろされるかわからない」と一応覚悟した。

 

海外放浪中何度も経験することになる、この種の先が見えないストレスによるドキドキ。

これが自分を大きくしてくれるのは旅の早い段階でわかった。

 

 

九門口到着

 

会話のないまま九門口に到着。

 

 

203高地に運んでもらった時と同じく、僕がまわっている間にひと走りしてくるという。

 

参考記事:旅日記:中華人民共和国 デートスポット化した203高地 安重根が処刑された旅順刑務所

 

ってことで入城。

 

 

 

功徳無量。

↓名前が無量って渋いですね。

 

外部リンク:高瀬 無量 クラブハウス 日清食品グループ 陸上競技部

 

 

↑東西南北を守る、四天王の多聞天 広目天

 

 

↑持目天と増長天

 

 

万里の長城は、言わずもがな北方異民族の侵入を防ぐためのもので、現存の大部分は明代に作られた。

 

よって長城より北に位置する東北三省は、400年ほど前まで「異民族の土地」でした。

 

 

↑九門口。「禁止遊泳」(写真左下)って。ここで泳ごうとする奴がいるのか…

 

 

 

 

 

↑けっこうな急勾配。止まらずに上ると太腿にきます。

 

 

↑注意書きのイラストがコミカル。でも気を付けないと本当に滑ります。

 

 

↑落書きすんなちゃ。

 

 

 

作られた理由を考えて訪れると感慨深いです。

 

 

雑に天下第一関を経由して山海関駅へ

 

九門口から出てくるとドライバーが待っていたので、天下第一関まで運んでもらう。

 

 

僕が写真を撮っていると、せかしてくるドライバー。何やこいつ。

そしてせかす割にミニ肉まん5個おごってくれるという謎。

 

 

山海関駅まで戻り、乗車賃を訊く。

 

『300元』

 

約5400円。高いんだか安いんだかよくわからないが、幸いなことに結局法外な値段ではなかった。

 

別れ際、僕のパスポートがチラっと見えたのかドライバーが『それ見せてくれ』と言ってくる。

そして見せると

 

『リーベン‼(日本)』

 

と驚いたリアクション。(嫌がっている感じではない)

 

どこの人間だと思ったんだろう。

 

 

どしゃ降りの中下半身ズブ濡れで宿を探す

 

まだ夕方だったので北京行の便に乗ろうと思ったが、窓口で訊いたところもうこの日の席はないという。

 

宿を探すことにしたが、あいにくのどしゃ降り。折り畳み傘をさすが、腰から下にはあまり意味がない。

重いバックパックを背負って大雨の中、長距離を歩く。ボーイスカウト時代を思い出した。

 

車にハネを飛ばされないよう気を付けながら、暗い中未整備の泥だらけの歩道を歩く。

幹線道路沿いに歩いていると小さいホテルを発見!入ってみる。

 

フロントに座っていた男性に声をかけるも、やっぱり英語は通じないので筆談&ジェスチャーでやり取り。

 

『ボスが来るから待っててくれ』と。ありがたいことにタオルを貸してもらい、拭ける所を拭く。

待ってる間その男性とコミュニケーションを図るが、翻訳ソフト越しなのでスムーズに進まない。もどかしい。

 

人との対話は、AIが発達しても出来るだけFace to Faceで直接したい。

 

 

商売上手のチャイニーズガール

 

そう悶々としている間に女ボス到着。

『外国人はここには泊められない』という。

マジかよ…。ここ以外に宿らしきものは周辺にまったくなかった。

 

MAPS.MEの地図でもホテルは5km以上離れた所にしかない。タクシーを呼んで貰うか、万里の長城&ここまででかなり疲れてるが歩くしかないか。

 

と思っていると、女ボスと一緒に来た若い女性が

『車で10分くらいの距離にあるリッチモンドホテルまで送るよ。』と言う。

こりゃありがたい。がこの言葉には続きがある。

 

『30元でね』

 

約540円。ちゃっかりしてんなあ。だが爽やかにやられて自分はむしろ好感を持った。

個人的には、たまにいる『タダでやってもらって当たり前』と思ってる日本人のほうが嫌い。

 

承諾すると『取引成立ね♪』といった感じで彼女はフィンガースナップ。リッチモンドまで送ってもらう。

 

ついでにフロント係へ自分の説明もしてくれた。お礼と謝礼を贈り別れを告げる。そしてチェックインし入室。

 

部屋がでかい。ベッドがふたつ。

 

バックパッカーの俺にこんなスペース要らん。なんでわからない&この部屋で良いか訊いてこない…いや、空いてる小さい部屋が無かったのか。

 

いずれにしろ確認しない伝えない自分が悪い。

「察し」を相手に求めるのは日本以外では完全に甘え。

 

そんな学びを得つつ眠りに落ちた1日でした。

 

つづく

 

今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ブログの趣旨がよくわからないという方はこちら↓をお読みください。 

 このブログで伝えたいこと

 

今まで知らなかったことに興味を持って頂けたなら嬉しいです。 

 

それでは! 

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平成元年生まれ男。

4tトラックに左足を潰されしばらく体を動かせなくなる。

時間が余りまくったため、心理学・脳科学・世界史・日本史・宗教・神話・哲学・国際政治・地政学等を学ぶ。

5月から8月にかけて中華人民共和国→モンゴル→ロシア→ポーランド→チェコ→スロバキア→ハンガリー→オーストリア→イタリア→ギリシャ→トルコをおもに陸づたいで放浪。

現在は名古屋にいます。

連絡先:tyamadasan410@gmail.com